Tuesday, April 8, 2014

コロニヘーヴ・ワークショップ in 鹿児島


3月29日(土)に、鹿児島で行われた、コロニヘーヴのワークショップのようすをレポートします。


コロニヘーヴのワークショップの会場は、手作りのおいしいごはんやおやつをいただけるMATHERuBA cafe。お隣には、工芸品や雑貨のセレクトショップのNuff Craftと、設計事務所の粋家創房も併設しています。 広くて気持ちのいいガーデンの中にあります。




Nuff Craftには、鹿児島伝統工芸+上質なデザインの、今の暮らしにあうアイテムがそろいます。竹細工のお弁当箱、薩摩焼の器など、見ていると欲しくなってしまうものがいっぱいでした。



さて、ワークショップは、まずはイェンスによるコロニヘーヴのレクチャーから。コロニヘーヴとは何か? デンマークではどのように利用されているのか? 日本に作るとしたら、どんな形にしたらいいのか? など、写真とともに解説します。小田原のエノコロについても紹介しました。

デンマークのかわいいコロニへーヴ
コロニヘーヴの中のキッチン

デンマークでは、1821年からという長い歴史を持つコロニヘーヴについての法律もあり、都市で暮らす人々の憩いの場として守られています。デンマークの人口の約560万人に対して、60,000〜65,000もの区画があります。

レクチャーの後は質疑応答の時間。「コロニヘーヴの電気や水道はどうなっているのか?」「コロニヘーヴを借りるための仕組みは?」など、具体的な質問が出てきました。


休憩時間です。焼き立てピザや、チーズケーキ、黒ごまブラマンジェなどの軽食とスイーツがふるまわれました。おいしい料理に、場も和みます。




続いて、「鹿児島にコロニヘーヴをつくろう」という題でのグループワーク。4つのチームにわかれてディスカッション、最後にどんな場所になるのか絵を描いて発表します。




コロニヘーヴのテーマ、コロニヘーヴをつくる目的、実現するためのプロセスなど、各チームごとにアイデアを出しあっていきます。「大人も子どもも一緒に交流できる場所にしたいね」「中央にピザ窯や燻製ができるスペースを作って、みんなで集まれるようにしよう」など、とっても活発な意見がかわされています。


いよいよ発表です。盛り上がって時間が押したので、ちょっと暗くなって雰囲気も出てきました。


1チームめ。川を挟んで橋で繋ぐコロニヘーヴを提案してくれました。橋の上が交流の場で、温泉やサウナも楽しめる場所になるそうです。


2チームめ。ピザ窯、菜園、温泉、子どもの遊び場など、みんなが自由に楽しめる場所をつくりたいということでした。


3チームめ。円形のSATSUMA GARDENを提案してくれました。各区画の賃料は年間6万円、小屋代は30万円を想定。外周は緑のグリーンベルト、円の中には小川のながれるブルーベルトのランドスケープが素敵です。中央には、ツリーハウスやアスレチック、ピザ窯やファイヤースペース、五右衛門風呂があり、コロニヘーヴの人たちだけでなく、地域の人たちとも交流ができる場所になるそうです。菜園で採れた野菜などでマルシェを開催したり、グリーン・ツーリズムの活動をしたりと、地域の経済も回っていく仕組みを考えてくれました。


4チームめ。チームメンバーのアイデアを取り入れて、それぞれ「物々交換コロニー」「企業コロニー」「アーティストコロニー」「年齢別コロニー」などをあわせたコロニヘーヴを提案してくれました。物々交換コロニーでは、例えば育てた野菜と手作りの保存食を交換したりと、お金を介さないで潤う暮らし。企業コロニーでは、企業の協賛を得て各区画を運営する。アーティストコロニーには、陶芸家や音楽家、画家などの芸術家が集まる。年齢別コロニーでは、20代〜60代以上の年齢にわけて区画を作り、相互に交流するというもの。


どのチームも個性的で面白かったですが、優勝は4チームめになりました! 賞品はデンマークのコーヒーです。おめでとうございます!

それにしても、盛り上がりました。MATHERuBA cafe/Nuff Craftには、とても広い敷地があるので、ここにコロニヘーヴをつくるのも夢ではないかも! 「つくるなら協力します!」「開墾するときは呼んでください」と声をかけていってくれる参加者の方もいました。

これからが楽しみですね!

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