コロニヘーヴとは


デンマークの人々が休みの日に楽しんでいる、小屋つきの庭のこと。日本の家庭菜園に似ているけれど、もっと自由な使い道がある。

コロニヘーヴってどんな意味?
集合体を意味するコロニーと、庭を意味するヘーヴから生まれたのが“コロニヘーヴ”という言葉。つまり、庭のコミュニティということ。本場デンマークでは、小さな小屋つきの庭が20~30区画集まって、ひとつのコロニヘーヴとなっている。

コロニヘーヴの楽しみ方
コロニヘーヴは、都会で暮らす人々が、週末にゆっくりと過ごすための郊外のスペース。花や野菜や果樹を育てたり、芝生の上で昼寝をしたり、友達を誘ってバーベキューをしたりと、使い方はその人次第。 自分の敷地をすべて野菜畑にする人もいれば、手入れが大変だからとほとんどを芝生にして、リンゴの木を2~3本植えるだけの人もいる。植えるものや、ガーデンのレイアウトを考えるのも楽しみのひとつだ。

コロニヘーヴの特徴って?
5つ以上の区画があり、コミュニティになっていること。そして、区画の中には、必ず小さな小屋があるのが特徴だ。小屋はシンプルな手づくりのものがほとんど。昔の電車の車両やプレハブを使ったりしている人もいる。小屋はひと休みしたり、ちょっとした料理をしたりするために使われる。何泊かは泊まれるけれど、住居として利用するものではない。デンマークでは、水道は整備されていても、電気やガスがあるところは少ない。トイレは共同のスペースにあることが多い。

コロニヘーヴの法律もある!
デンマークでは、コロニヘーヴに関する法律があるほど、国民にとって重要なものと位置づけられている。市などの公共の機関が運営していることがほとんどだが、公共・私立問わず、年間の使用料は国が定めている。別荘のように所有することはできない、あくまでも“市民農園”なのである。そのかわり、使用料は格安。平均使用料は、1㎡あたり約2DKR(日本円で約50円)。400㎡のコロニヘーヴの場合では、年間約20,000円で利用できる。